95年にcapri号を購入して初めて出港したときのこと。
サロマ湖へ家族を連れてウキウキしながら登栄床港からボートをリリースしようと、手順を頭で反芻しながら作業をしていたにもかかわらず、トレーラーのタイヤを半分ほど沈めたところで何を思ったかトレーラーのカプラーをヒッチボールからはずしてしまったのです。あれ〜、と失敗に気付くのに30秒ほどかかりました。ボートがトレーラーごと後ずさりするし、ひとりでは元に戻せないと頭が真っ白くなりかけた時に隣でボートをリリースしていたボートマンを発見!こちらが声をかけるかいなや飛んできてくれて助けてくれました。感謝!感謝!! この親切なボートマンがいなければどうなっていたのでしょう。あ〜あ、今思うと冷や汗ものです。

ボートフィッシングで起きたとても恥ずかしい失敗談を白状します。

96年会社の同僚(女性2名含む)3名とサロマ湖へ釣りへ行ったときのこと。
capri号を無事にリリースしカッコよく出港して2、3分経った頃、床のカーペットがな〜んか湿っぽい。そのうちジワ〜っと濡れてくるではありませんか。ヤバ〜!ドレーンコックを閉め忘れた!!すぐにビルジポンプを回し、胸まで浸かりながらドレーンコックを海中に落とさないように慎重に締めて事無きを得ました。あ〜あカッコわる〜!
95年夏、家族でサロマ湖の砂州にビーチングしてさんざん遊んで帰ろうとしたところcapri号のエンジンがかからない! カウルを開けてプラグを調べてみても原因がわからず、ただバッテリーを消耗させるだけで途方にくれていたら、近くで水上バイクが数台唸り声をあげているではありませんか。港からかなり離れているこんな所で水上バイクがいるなんて...ちょっと不思議に思いましたが、今はそんなことよりとにかく彼らに助けを求めました。彼らはすぐに飛んできてくれて、数回エンジンキーを回すと喘ぎながらもエンジン始動! 助かりました。あとで、マニュアルでエンジン始動のコツを知ることができました。でも、なぜわざわざあんな遠いところまで水上スキーがやってきたのだろう...。ラッキーとしか言えません。
97年夏、子供たちを連れてサロマ湖へ釣りに行ったときのこと。
capri号のリリースも無事終わり、ボートに飛び乗りポイントへ向かおうとしたところ、あれ! エンジンキーが差し込まれているべきところについていないではありませんか。「ああ、車の中だ!!」と気付いたときには、 ボートは岸からすでに10m以上移動していました。 泳ぐしかありません。往復30m以上泳ぐはめになりました。またまたかっこわるいオヤジを演じてしまいました。
ボートフィッシングを始めて間もない頃、いつもサロマ湖、富武士港付近のパーキングエリアでMINORI号を組み立てて出港していました。
ある日、釣りを終えパーキングエリアに向けボートを進めて行くと、朝よりも早く陸地が目の前に見えてきました。よく見ると干潮で干上がった湖底だったのです。目を遠くへ向けるとはるか彼方にパーキングエリアとマイカーが見えるではありませんか。ズボズボと足を取られながらボートを引くハメになりました。この時のボートの重たかったこと!今思うと、大漁で悔やんだことはこの時初めてです。
7〜8年前、増毛からちょっと先の礼受港からMINORI号で出港したときのこと。
エンジンがどうも調子が悪く、何度もスターターロープを引いてやっと何とかエンジンがかかりました。その時ちょっと出港を躊躇したのですが、久しぶりの釣行の誘惑には勝てずポイントに向かいました。数時間後、大きなアブラコが釣れたし小さいけれどタコも釣れたし、少し風も出てきたのでそろそろ上がろうかとエンジンを回そうとスターターロープを引いても出港時と同じようになかなかかからない..。何度引いてもかからない。プラグを抜いてみるときれいなきつね色で...ありゃ!乾いている!!燃料がきていない!!揺れる海上でキャブを分解なんかできやしないので、エンジンは諦めて手漕ぎで港まで戻ることにしました。エンジンで15分くらいのポイントでしたが、漕いでも漕いでも岸は一向に近くならない..。疲れてオールの手を休めるとすぐに風で戻されてしまう。へとへとになりながら港にたどり着いたのは2時間後でした。 教訓:エンジン不調はエンストと同じ
このミステイクも礼受港でcapri号で釣行したときのこと。
出港するときに斜路の波打ち際に砂が覆っていたのがちょっと気になりましたが、無事にボートをリリース。2時間くらい釣りをしたところで風が出てうねりが高くなってきたので、無理をしないで帰港することにしました。ひとりでの釣行だったので、ボートを一旦岸壁に舫い、トレーラーをタイヤ半分ほど沈めたところで止め、ウエーダーを履いてボートをトレーラーに載せ引き上げようとしたとき、な〜んかヘンな予感。ゆっくり車を前進すると、あれれ...途中で止まってしまうのです。降りてみてみると、トレーラーのタイヤが5cmほど砂に埋もれているではありませんか!ああ..考えが浅かった!リリースするときはトレーラーは軽くなって多少砂に埋まっても簡単にトレーラーを引き上げることができるが、ボートを引き上げるときは600kgも重たくなるんだ...。たった5cmも致命的だった。バックしながら何度トライしてもタイヤは空回りするだけ。そのうちきな臭い臭いが...。あちゃ〜!どうしよう!頭が真っ白になりながらも、解決策を冷静に考えました。幸運にも港の向こうで若い漁師が作業をしていたので、事情を説明して車で引き上げてくれるようにお願いしたところ、快く引き受けてくれました。トラックもタイヤを空回りさせながらやっとのことでボートを引き上げることができました。私の車もその頃にはクラッチから白煙を立ち上げていました。教訓:斜路では僅かの砂でボートの重さは何倍にもなる。

失敗談は「エンジンキーがない!」までかと思っていましたが、日が経つにつれて次々と思い出すわ思い出すわ...更新のネタを思うとうれしいやら情けないやら...。「私は決して軽薄でおっちょこちょいな男ではありません。」と声を大にして訴えたいのですが、やっぱムリかあ〜。

〜と言っている間にまたまた思い出してしまいました。きわめつけのミステイクを...

3年前(98年)、下の娘ふたりを連れてクッシャロ湖へcapri号を牽引してキャンプに行ったときのこと。
3人でキャンプ場付近の水域でクルージングをして遊んでいるときに、クッシャロ湖をぐるっと1周してみようということになりました。天気が良く波も穏やかだったので軽快に疾走し気分は最高でした。中島がだんだん大きくなり、中島を1周するように水深に注意しながらできるだけ島の近くを廻っていました。中島の景色を堪能してもうすぐ旋回の軌道からはずれようとしたとき、(あ〜、思い出したくもない!)ボートの後ろの方で「ガツン!と衝撃がはしりました。うわあああ〜〜〜何ということだ!! 3人ともしばらく沈黙。 我に返ってそっとエンジンをチルトアップしてみました。 なんと、スケグが1/3ほどこっぱみじん、ペラも2枚が無残に欠けていました。暗岩にぶつけたようです。船体や他の部分にはダメージがないようでしたし、エンジンもかかるのでひとまずほっとし、ゆっくりキャンプ場へ戻ることにしました。エンジンはブルブル震えながら、やっと進路をキープしながら帰還することができました。ダメージによっては大変なことになっていたかもしれません。泣きたいほどショックでした。
帰り道々、欠けたスケグとペラをさらけ出して走るのが恥ずかしくてたまりませんでした。これは、今思い出しても決して笑えないミステイクでした。

あ〜、これだけは思い出したくなかったああ 。トラウマになりそう...。

これは去年のお話。
サロマ湖登栄床港から出港しようとトレーラーをエンジン始動できるまで沈め、チルトダウン、エンジンスタート....カチ...あれ、もう一度...カチ!あれれ...!エンジンがかからない! 昨日は元気良く一発で始動したのに..どうして..。たった今チルトダウンできたのに。何度やってもカチっと音がするだけで、エンジンはうんともすんともしません。 残念だけどここは無理をしないで諦めて帰ろうと思いチルトアップのスイッチを押すと、今度は何の反応もない。やばい!チルトアップできない!スケグとスロープとの間はたった5cm。 そ〜っとボートを引上げ対策を考えました。そうだ! ガソリンスタンドでセルスタートしてもらおう。..ということで、バウンドしないようにそっと走らせ近くのスタンドで給油してからセルスタートをお願いしました。判断は正しかった..無事チルトアップすることができました。重大なアクシデントを未然に防ぐことができたことで、釣行できなかったことを悔しく思いませんでした。この日はボートを牽いての往復5時間のドライブで終わりました。

後日、原因はバッテリーターミナルの緩みであることがわかりました。接触している面積が小さいとエンジン始動するだけの電力が供給されないので、チルトアップ、チルトダウンはできてもエンジン始動は無理だったようです。カチっという音は電力不十分ながらも回線は繋がっている証拠なのです。最後にチルトアップできなかったのは、あちこちいじっている間に接触面積が更に小さくなったと思われます。帰ってからバッテリーの比重を計ったら十分な充電状態でした。
教訓: ターミナルは触れているだけではダメ。

次第に蘇る記憶力が恐ろしい。ボクって天才? そんなわけないか〜。

一昨年の8月のできごと。とは言ってもこれは私のミステイクではありません。ボートの塩抜きに岩尾内湖へ行ったときのこと。すでに数隻のボートが係留していました。
湖を何周か廻ってボートを係留し、ホットして目をとなりのボートに向けるとなんか様子が変なのです。そのボートに近づいてみると、浸水しているではありませんか!持ち主がわからないので、管理人がいる上の売店まで息咳きって知らせに行きました。管理人に事情を説明すると、偶然にもボートの持ち主が仲間と2人で売店の裏で焼肉パーティーをしていました。私はハ〜ハ〜いいながら、早くボートを上げないと大変なことになると告げても、50歳代半ばの本人はさほど驚きもせず鷹揚な態度でゆっくりと湖まで降りて行きました。持ち主の相棒は「大丈夫だあ」といたって呑気。彼らがボートに辿り着いたときはかなり浸水が進んでいてキールが湖底についていましたが、幸運にも浅かったのでエンジンが浸かることはありませんでした。浸水したボートはかなり重たくなっています。トレーラーまで手回しウインチで上げようとしてもどうにもなりません。ポリバケツで何度も水を掻き出しやっと陸に揚げることができました。
浸水の原因は..もちろんドレンコックの閉め忘れです。
教訓: 緊急事態にカッコつけるな!もっとあわてろ!!( 失礼!  もっとあわててクダサイ。)
2001年7月26日、美唄のまあさんとサロマ湖へ釣行したときのこと。
朝から雨降りで天気の回復を待って7時30分ころの出港となりました。釣りを始めて2時間ほど経った頃少し陽が射し始めたので、第一湖口の砂州にビーチングして泳ぐことにしました。目的の砂州のポイントが近づいてくると大きなプレジャーボートがすでにビーチングしているのが見えてきました。近づくにつれてボートの様子が少しおかしいことに気付きました...ボートがビーチに平行になっている...。
ボートの乗員(男2名、女2名の60代の中年4名)はビーチを散策していてまだ気付いていない様子。我々のボートがポイントに到着する頃、そのボートのキールが砂に埋もれていることがはっきりわかりました。まあさんと私は直ちにそのボートへ向かいました。それと同時くらいに埋もれたボートの乗員が異変に気付いたらしく、4人でボートを押し始めました。でも、23〜24フィートのボートはびくともしません。そこで御助けマン登場!! 2人の力が加わるとすぐにボートは砂地獄から脱しました。我々御助けマンはとても感謝されたことは言うまでもありません。ウイークデーに他のボートがやってくる可能性など殆どないのに、私たちが偶然やってきたのです。彼らの安堵感は想像以上だったと思われます。

改めてこの事例を思うと本当に不思議です。「エ、エンジンがかからない」で水上バイクの若者に出会ったのもこのポイントです。来るはずがない“御助けマン”がトラブルを見越しているかのようにやってくる...。何かに見守られているような気がしてなりません。

これから助けられた分だけ助ける場面に遭遇し、帳尻が合うまで続くような気がします。

投稿ミステイク

これは私のミステイクではありません。私の友人のミステイクであります。あしからず

ところで先週ですが、Oh ! ミステイク !! のネタになるようなミスをしました。
いつも降ろす場所が入り口をふさがれて入れず。仕方なく別の場所に移動し
降ろすことにしました。ここはスロープは広く邪魔物が無く良い場所ですが、
港内でないため短い堤防が平行に有るだけで、外側が航路になっており
船が通過するたびに波が入ってきます。
従って頃合いを見てサッと上げ下ろししないと、車にも水が掛かってしまう
嫌な場所なので普段は利用してません。
波が収まり次の船が通過する前を見計らい、バックしてボートを降ろして
アンカーを降ろし、バウロープをスロープの係留ロープに結び車を移動。
ここまでは順調なのですが、ふとバックミラーを見るとトレーラーの後ろから
ボートが付いて来ています。急ブレーキを掛けるが時既に遅しで、ボートは
水面ギリギリまで移動しており、キール部分は後ろまで座礁状態です。
トレーラーにバウロープが絡まってしまい付いて来た次第です。
若干後ろが浮いていましたが、押してもびくともしません。
とりあえず車を駐車場に移動し、すぐに戻って回りを見ても誰もいません。
この日は大潮で満潮後30分経過時で、夜の満潮まで帰れなくなると思い
波が来るのを利用してバウを持ち上げ回すように徐々に向きを変えることが
出来、何とか水面に浮かべ出航しました。火事場の馬鹿力とはこの事ですね。
翌日は背筋が凝って痛くてしょうがなかったですね。(^_^;)
帰りにボートを上げたときチェックしましたが、キール部分のゲルコートが
一部剥がれていました。バウにはキールガードがあるので良いのですが、
回したときにトランサム側のキールが傷ついた様です。
後で気が付いたのですが、このとき板きれを探して下に敷けば傷も少なかった
かと後悔しています。今、補修のためにゲルコートを注文しています。

あれれ..トレーラーも一緒に出港!?

ありゃ〜! 浸水だ〜!!

エ、エンジンがかからない!

エンジンキーがない!

ボートは引くもの?

漕いでも漕いでも岸は遥か遠く...

トレーラーがスタック!

ガツン!と一発 大ショック!!

またまたエンジンがかからない...

となりのボートがみるみる浸水

座礁船発見!

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